1952-06-14 第13回国会 参議院 経済安定委員会 第18号
併し水力發電に必要な諸機械については、大体のところを見ますと、日本の機械メーカーのものがなかなか立派なものができるようであります。そういうものをたくさん輸入することによつて、今御指摘の日本の産業を圧迫するようなことはないと考えております。それから火力の発電設備機械等については、優秀なものが向うにあるという話であります。
併し水力發電に必要な諸機械については、大体のところを見ますと、日本の機械メーカーのものがなかなか立派なものができるようであります。そういうものをたくさん輸入することによつて、今御指摘の日本の産業を圧迫するようなことはないと考えております。それから火力の発電設備機械等については、優秀なものが向うにあるという話であります。
今ここに全村一丸となつて水力發電を計畫し、これが實施に邁進しようとするものにつき、事情御賢察賜わり、再建日本の基盤である農漁村の電化促進に積極的な御支援を賜わるとともに、經費の助成に格段の御盡力、御高配を仰ぎたいと存ずる趣旨であります。審議の上御採擇くだされんことを願う次第であります。
員 冨永格五郎君 專門調査委員 落合 高次君 專門調査委員 大石 主計君 ――――――――――――― 十二月五日 湯河原に配電増加の請願(萩原壽雄君外五名紹 介)(第一四七八號) 地熱発電の即時實施に關する請願(坂田道太君 外一名紹介)(第一四八四號) 石炭窒素肥料工場電力確保に關する請願(今澄 勇君紹介)(第一四八九號) 奥尻村に水力發電施設設置助成
○金子委員長代理 日程第五、奧尻村に水力發電施設設置助成の請願、冨永格五郎君紹介、文書表第一四九二號を議題といたします。まず紹介議員の説明を求めます。紹介議員冨永格五郎君
又せつかく水力發電所が計畫せられましても、水利問題の話合がうまくゆかず、そのうち戰爭となつて、せつかくの計畫も無駄になつた例がございます。 これらの所管省がそれぞれ違つてをるからで、この點よりいたしまして、綜合的な大きな建設省の設置が提案されねばならなかつたにも拘らず、一時的な観のある建設院設置法案が提出されました。
次に近畿地方の電源増強對策でありますが、水力發電施設については北陸、關東、東北等における水力發電施設の整備復舊についてただいま特段の努力をしているとともに、火力發電設備としては當地方において尼崎第二、尼崎東各發電所の復舊により本年度中に可能出力約九萬キロワツトを増加せしむべく努力中であります。また送電設備としては神戸以西の電壓改善のため伊丹、姫路線を計畫しているのであります。
本電氣委員會におきましては、電力事情のいま一層の實態の把握、實情調査のために、尼崎火力發電所その他水力發電所等の視察を行う必要があると思いますが、視察の箇所の選定竝びに日時の決定は委員長一任といたしまして、委員長において適當な手續を進められんことを希望いたいます。
又水害のために相當に水力發電設備が壞されたということも分るのであります。でありますが、まだ十一月で、御承知のように毎日氣象臺で知らせる温度は、朝の極く寒いときで一度とか二度程度でありまして、水點下には殆どなつておらんのであります。
○委員長(赤木正雄君) この計畫を實行された後の附帶效果と申しますか、これを見ますと水力發電或いは灌漑に莫大な附帶效果がありますが、これは恐らく多くの人が知らない程の效果だと思いますが、一方治水の根本をお立てになると同時に、こういうような灌漑の用水なり、殊に電力が非常に起るということになりますと、これは農村の工業その他に非常に益することが多いと思いますが、これは特に大臣もこの點を強調して、砂防の世間
付託事件 ○日本發送電株式會社水力發電工事に 關する請願(第百十號) ○水利使用料金の増徴に關する陳情 (第三百二十八號) ○配電強化に關する請願(第二百四十 五號) ○電力料金の改訂竝びに電力制限緩和 に關する請願(第二百六十八號) ○でん粉加工事業用電力の取扱ひに關 する請願(第二百六十七號) ○電力制限の公平に關する陳情(第三 百六十三號) ○電化浴場に對する電力制限を撤廢す ることに
○西川昌夫君 この水力發電を成るべく早急に完成して、國民一般の要望に應えようというのは、當委員會で常々要望いたしておる所でありまして、速かにこれは採擇して頂いて、而も内閣の方に送達をお願いしたいと思うのでございます。皆さんの御意見を……。
○西川昌夫君 その進捗中の水力發電の個所と、完成すれば發電し得るのは何キロぐらいになりますか、ちよつとお知らせ願います。
九州は御承知のごとく八月九月というのが相當ふだんは雨量があるのでございますが、本年はきわめて雨量が少く、水力發電が十分でないというために、いわゆる前も申し上げた通り、火力に對する依存度が非常に強いのであります。
從つてかような意味において本日たまたま九州の問題が取上げられ、各種の方面から檢討が加えられておりまするが、この際政府委員の方々にお尋ね申し上げないのは、わが國の九州地區にわたる各地區におきまする水力電氣、水力發電及び火力發電のそれぞれの比率等はすでに私の手もとに配付されておる中ではつきりいたしておるようでありますけれども、現在問題になつておる九州におきまして自家用發電がどれだけの量に及んでおるか、また
そういうことにすれば、どうしても九州の電力飢饉は、九州における水力發電所の増設か、もしくは補修というようなことでやらなければ、火力だけではもちろん今の實際の成績から言つても、十分でないと思います。
言うまでもなくこのダムの構築は、今問題になつております水力發電のために非常に重大な意義を有するものであります。こういうように各方面から見まして急を要する問題でありまするので、すでに内務省におきましては、先年この川の改修及びダムの構築の工事を始めたのでおりますが、いろいろな理由からそれが中止の状態に相なつておりますので、これを速やかに再開していただきたいというのが請願の趣旨であります。
それでこの電化をするから火力發電所の賠償をどうしてくれというようなことにつきましては、商工省の方でいろいろ賠償案の緩和をお願いする、或いは水力發電所の開發をいろいろお願いするというような場合に、國内の電力の需用というものを想定いたしまして、お話しておるはずであります。
いずれにいたしましても、九州に例をとつて見ましても、火力發電と水力發電の問題がありますがどうしても當面最大の急を要するものは、火力發電所の補修を速やかに徹底的にやつて、これを囘復するということであります。
最近米英兩國政府におきましては、水力發電に最も重點を置き、ギリシヤのごときは水力電氣の開發以外ギリシヤの復興なしと叫んでおります。またソ連は經濟復興五箇年計畫の最重點に水力電氣の開發をおいていることによりましても、われわれは電源開發が、今後の世界の動力の花形として産業復興の中心となるべきことを固く信ずる次第であります。
次に冬季の渇水期を控えまして、水力發電所の現有設備修復に御努力願うことは、質疑中において了承したのでありますが、火力發電所に對する適性炭を極力ただいまより十分に確保せられまして、豫想せらるるこの冬季の異常な渇水に對處せられたいことであります。
それからもう一つは、工事中の發電所の竣功の促進ということに努力いたしておるのでありまして、これについては當初、本年度は渇水期までに水力發電所十一地點その最大出力十一萬二百キロ・ワツトというものを豫定しておつたのであります。このうち水力の三地點の最大出力は三萬四千キロ・ワツト、火力については二萬キロ・ワツトがすでに完成しております。
なお水力發電所の關係は以上の通りでございますが、送電線につきましては、その佐久發電所へ引込んでおります上越線の支線がございます。これは十五萬ヴオルトの幹線でございますが、これの引込みの第一號鐵塔が非常に川に近いところにあるので、これが水流のためにひつくり返つたのであります。
それで御參考までに私の方で昨年度の最渇水期におきまして、二月の一番渇水いたしました當時に、當時推定されました需要に對しまして、どの程度の制限率に相なつておるかと申しますと、想定されました需要は四百四十七萬キロワツト、全國で四百四十七萬キロワツトでございましたが、これに對しまして供給力はどうかと申しますと、水力發電におきまして、二百七十五萬六千キロワツト、それから火力發電におきまして、三十一萬七千キロワツト
その後水力發電所、送電線等に對しまして緊急の復舊工事が行われまして、鐵道省の送電線は十六日の夕方、明る日の夕方、一囘線だけが假工事で復舊いたしました。送電が開始して一囘線は十七日に更に假復舊ができました。現在二囘線とも假施設によつて送電がされております。
付託事件 ○日本發送電株式會社水力發電工事に 關する請願(第百十號) ○電力復興問題調査(今冬期渇水對策 について)に關する件 ————————————— 昭和二十二年九月十八日(木曜日) 午後一時二十七分開會 ————————————— 本日の會議に付した事件 ○電力復興問題調査(今冬期渇水對策 について)に關する件 —————————————
水力發電所も戰時中に建設されたものは、應急建設方法しかとつていないために、その故障が戰後において起つて來たとも申しております。それからこれが復興のためには、戰後澎湃として起つた闇とインフレのために資材が思うように手に入らない。資金の融通ができない。食糧が逼迫して勞働者が働かないということを申して、この電力復興が遅延しておることの口實にしております。
一、日本發送電株式會社水力發電工 事に關する請願(第百十號) ――――――――――――― (請第百十號)昭和二十二年八月十 二日受理日本發送電株式會社水力發電工事に關する請願 請願者 東京都中央區築地三丁 目八番地日本建設工業 會會長 竹中藤右衞門 紹介議員 原口忠次郎君日本發送電株式會社の計畫による水力發電工事を日本建設工業會の有力な會員である土木工事業者
付託事件 ○日本發送電株式會社水力發電工事に 關する請願(第百十號) ○電力復興問題に關する件 ――――――――――――― 昭和二十二年八月三十日(土曜日) 午後一時三十八分開會 ――――――――――――― 本日の會議に付した事件 ○電力復興問題に關する件 ―――――――――――――
そこで中部配電の會社に參りまして、配電事情を聽取してその日の午後今渡水力發電所、木曾川の一番下流にある發電所を見に參りました。その晩は又名古屋に歸つて一泊したのであります。十六日の午前中名港火力發電所を視察して午後の十三時二十四分の急行列車で名古屋を出發して歸つたのでございます。
それからその日すぐ黒薙第二水力發電所建設所に參りまして、そうしてずつと現場を見まして、ここに所見と書いて、黒薙第二水力發電所のことがいろいろ書いてございますが、これは戰爭中に中心になつた部分でありまして、それで工事の、全體の工事の八割ができておつたけれども中止になつた、後二割を繼續、本年四月から繼續しております。
付託事件 ○日本發送電株式會社水力發電工事に 關する請願(第百十號) ○實地調査班の報告 ————————————— 昭和二十二年八月二十九日(金曜日) 午前十一時三十二分開會 ————————————— 本日の會議に付した事件 ○實地調査班の報告 —————————————
ところがこの石炭勞務者より以上の重勞働に從事しておる水力發電、その修復工事用の勞務者に對する加配米はわずかに一合、しかもそれが今日もろこしの粉なんかできておる上に遲配缺配である。ただいま大體できるようなお言葉がありましたけれども、こういう状態では十一萬キロとか三萬キロとかいうな修復工事は、渇水期には絶對に間に合わないものと心配しておるのであります。
○岡部政府委員 現在水力發電所を十一地點やつておりまして、最大出力十一萬キロ・ワツトであります。渇水期には出力五萬二千五百キロ・ワツト、これを何とかして完成したいということでやつておりますが、現在までに完成いたしましたのは水力三地點、最大出力三萬四千キロ・ワツト、渇水期九千キロ・ワツトでございます。
これは今申上げたように、水力發電が割合に好調であつた。それで電力制限は約二十%をいたしたという結果になつております。又今年の四、五、六これは又やはり非常な豐水でありまして、六月におきましては、平年に比較して約百十%あつたという状態でありましたが、この期間は大體電力制限という程のことなく、やや需給は充たしているという状態でありました。
或いは質が非常に低下しておるというような原因で、火力發電所の出力が非常に減退をいたしておりまして、このために水力發電所の積極的な増設ができなくて、殊に火力と同じように戰爭中水力發電所も非常に酷使をいたしまして、出力が、能率が非常に落ちておる。こういうような點と相俟つて發電力の増強というよりも、發電力の現状維持さえなかなかむつかしいような状況になつておるわけであります。
そのために今囘の水害中にあたりましても、ダムの決壞の危險があつたために、放水を命じて辛うじてそれを保持しているという現状でありますので、こうした小さな現われたものよりも、秋に出る水、あるいは明年度豫想されるところの水の危險性——これに對しては政府は水力發電を保護する以外に、その決壞より起るところの農村に對する被害が非常に甚大になる危險性がありますので、水陸施設の保持以外に、農村水害の豫防的な意味において
まず東北地方の七月二十一日の分としては、水力發電所が日本發送電所屬のものが十一箇所、東北配電所屬十箇所でございまして、送電線は日本發送電の鐵塔の被害が五基、東北配電の電柱の流失が二十八本、次に配電線としては、東北配電の被害電柱が千二百三十七本、流失の柱上變壓器が三十箇以上でございます。
また現在の電力の需給状況におきましては、これを一般電力に期待することがきわめて困難な状況にございますので、何としても運轉用電力のごとき確實な電力の供給は、ある程度自家發電にまたざるを得ないような状況でございまして、從來信濃川水力發電所におきまして第一期、第二期においてすでに八萬五千キロ、最大十萬キロを完成いたしました。今第三期、第四期に著手をいたしましたばかりでございます。
次にもう一つ伺いたいのでありますが、御承知のように特に水力發電の場合の水源地それの所在する地方というものは大體において非常に資源に惠まれない地方であります。縣の財政等から申し上ても非常に貧弱な縣が多い。たとえばこれが海を控えた縣等でありますならば、相當の漁獲というものもありますが、そういうようなものがない縣が非常に多い。